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執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

整形内科

ちょっと前から、「セラピースペースながしま」をご利用の手指可動性障害の方が、隠岐島前病院にて整形内科を受診されておられます。

経過は良さそうに思います。

診察を一度一緒に見せていただいたのですが、とっても丁寧で、可動性障害の原因をレントゲン、エコーを用いて検討されておられて、説明もとっても丁寧です。

今回は、MP関節周囲でDIPを動かした際の深指屈筋と浅指屈筋の滑走が悪いのではないかという臨床推論のもと、滑走を促すための注射を行なっていただいています。

結果は良さそうに思います。

整形外科的に手術で対応する際は、一旦切って、あまり効果なかったから違うところを切るといったことも場合によっては起こり得ますが、診察にエコーを用いて、軟部組織の動きをしっかり確認されておられることや、侵襲が少ないこともあってとてもいい印象があります。

リハビリもやりやすいです。

整形外科的処置も必要な場合は当然選択していくべきですけれど、整形内科という考え方があって、その処置方法などを知っておくことは治療やリハビリテーションを考えていく上で有利なのではないかというふうに考えています。


またきてねと、向こうのスタッフに声をかけていただいていますが、来月はまた、キィボバースセンターにお邪魔しようと思っているので、ちょっと経済的に難しいかも…

(^^;


写真は写す角度が違っていてわかりにくいかもしれませんが、深指屈筋の滑りが改善したためと思われる、手関節中間位での第3−4手指伸展が起きやすくなっているようです。

いい感じ!

٩( ᐛ )و

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