皆さんはどのようなゴールデンウイークでしたか?
晴れが続いた休日でした。
石川県では地震で大変そうです。地震があった地域の方は、どうぞ気を付けてお過ごし下さい。
私は。
なんだか読みたいと思っていた小説。
二冊を読み終えました。
「お探し物は図書室まで」:青山美智子
「コーヒーが冷めないうちに」:川口俊和
お二人とも初めての作者さんです。
とても楽しく読ませていただきました。
なんだか不思議な気分になりますね。
私は、なんとなく脳とその情報処理のことをよく考えたりするのです。
人の運動、行為の選択、高次脳機能、意識などの概念は、わからないこともまだたくさんあって、どんなに検査をしようと、数字でわかったような気になったとしても、私の中では、文字や論文で表されるそういった物の姿は人の行動や運動の要素の一部を切り取っただけのフィクションなのです。。
でも、人が生きて生活をしている際に見せる様々な事柄はノンフィクションですよね。
ですから、様々な、わかった気になることができる表現を、フィクションからノンフィクションの混沌とした世界に引きずり込みたいという想いがあったりするのです。
そんな私でも、フィクションの世界が結構好きなんですね。
本当に、不思議です。
人が生きていると様々な経験をすることになります。その一つ一つがすべて今につながっている、不必要であったことなど無いのだという、そんな優しい物語、「お探し物は図書室まで」
過去に戻ることのできる喫茶店。過去に戻っても現在は何も変わらないのに。それでも、過去に戻った人が変わっていくことができる。それで現在の様々な事の意味を、また違った見方で考えることができるようになって、元気になっていく。そんな不思議な物語。「コーヒーが冷めないうちに」。
とっても楽しく読みました。
というわけで、フィクションを堪能した後は、ノンフィクションの混沌とした世界を知るために、大阪ジュンク堂に行って、彷徨ってみました。(*´▽`*)
本屋さんは良いですねぇ。
そこで見つけたのは・・・
「ファシア~その存在と知られざる役割」
読みやすそうですよ。
中の写真で、面白そうな写真を見つけました。
なんと、最近注目している日本整形内科学研究会が協力をされておられます。
僧帽筋から指の伸筋腱までのファシアのつながり。
起始とか停止で、そこを起点にそれぞれの筋が独立して存在しているのでは無くて、一つの長い組織が途中で骨に接続されていて、接続している部分で名前を分けているだけなんですよね。
知ってはいましたが、実際写真でみるとインパクトがありますよね。
混沌とした解剖学の世界へ誘ってもらえそうですよね。
これも、楽しそう!
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