top of page
執筆者の写真Nagashima Kazuhiro

頭のなかには何がある?


毛内拡先生は、お茶の水女子大学で脳神経科学を研究されておられます。

「脳を司る脳」という本を出されておられ、その本では、ニューロン以外の物質がニューロンの働きを支えて、さらには伝達にも関わっていると言った刺激的な内容の本で、とても面白く勉強になったのです。

で、ネットで検索していたら毛内研究室というサイトで先生が「いんすぴゼミ」という企画でお話をされていることを知って、それに参加させていただきながら個人的に質問をさせていただいたりしていました。

この本も実は購入させていただいていたのですが、今日の朝事業所に着いたら毛内先生から荷物が届いていて、開けてみたらこの本が!!!

嬉しい。

買ったのは持ち歩きようにして、この本は保存用にさせていただきます!!

まだチラチラとしか読んでいないのですが、非常に解りやすいです。

リハビリテーションに関わるスタッフのなかにはまだまだ神経生理学というものや神経科学というものに敷居の高さを感じておられる人たちが多いと思いますが、この本はとても読みやすいですし、新しい知見がちりばめられています。

神経科学という学問に敷居の高さを感じて触れることに躊躇されておられるようなかたがおられましたら、この本はとても興味深いかも!

この本で興味がわいたら他の本に手を出してみていったら良いのですから。


近年、脳の働きはシナプスによるものだけではないという研究が多くなっています。

まだ脳のことは解らないことだらけ。

毛内先生も、ゼミのなかで「脳がわかれば全てがわかると思って勉強していたけど、勉強すればするほど脳だけを理解しても脳を理解したとは言えないと思うようになりました。」とよく話をされておられました。


まだ解らないことだらけで、正解のない世界なのだろうと思うのです。ですから、一人でも多くの人が脳科学に興味を持ってリハビリを考えて行くことが出来れば、きっと色々面白いのではないかなと妄想をしたりしています。


そうそう、この本はアマゾンでも取り扱われていますよ。

閲覧数:14回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page